お知らせ:生産統制と納期遵守のための1日オンラインセミナーを開催します(6月6日)
オンライン・セミナーのお知らせです。数年前から大阪府工業協会で行っている、主に中堅中小製造業向けの生産統制に関する1日セミナーを、今年も6月6日にオンラインで開催します(有償)。
ところで、『生産統制』とは何でしょうか? わたしはセミナーの際、いつも「皆さんの会社には、『生産統制部』とか『生産統制課』といった名前の組織はありますか」とたずねるのですが、答えはほぼノーです。部や課どころか、生産統制担当者といった役職すらありません。生産計画担当者(係・課)は、大抵の会社にあるのに、です。
「生産管理とは、生産計画と生産統制の二本立てである」、と言った意味のことが、昔から生産管理の教科書には書いてあります。ところが現実には、計画担当者はいるのに、統制担当者はいない。なぜでしょうか? 答えは簡単です。普通は計画を担当する者が、進捗も同時に追いかけるからです。
計画だけ立てて、進捗統制は別の誰かに任せきり、といったケースはまず見かけません。なぜなら計画は、月次・週次(ないし必要に応じて日次)に、立て直します。その際、現場の進捗を次の計画にフィードバックしなかったら、使い物になりません。だから計画と統制は、同じ担当部署・担当者がやる必然性があるのです。
本セミナーではしたがって、計画と統制の両方の話をします。そして、計画を立てる際の柱となる、全体工期や在庫量には、きちんとした理論・理屈がある、ということをご説明します。
『生産統制』という用語は、日本の生産管理論における独特の言葉のようです。英語でこれに相当するのが、Shop Floor Controlなのか、それともManufacturing Operations Managementなのか、今ひとつ分かりません。別に日本独特の言葉や概念があってもいいのですが、それが教科書の中だけに現れて、現実の企業の組織に見当たらないのだとしたら、少しばかり、頭の整理が必要です。
本セミナーはオンライン形式ですが、学んだことをちゃんと身につけるため、グループ演習を取り入れています。そのため、zoomのブレークアウトセッション機能を使います。このとき、グループ内でディスカッションしたり画面を共有したりしますので、申し込まれる方は、できるだけ音声・カメラ付きのPCかスマホで、参加することをおすすめします。
人手不足が深刻な今、そして資材部品の納入が不安定な今、どうしたら自社の納期を守れるのか。皆さんと一緒に、考えていきたいと思います。大勢の方のご来聴をお待ちしております。
<記>
日時: 2024年6月6日(木) 9:45~16:45
テーマ: 生産統制のポイント
~ 納期遅れを起こさない! うまくいく生産計画とは? ~
主催: 公益財団法人 大阪府工業協会
会場: Zoomによるオンライン講座
セミナー詳細: 下記をご参照ください
佐藤知一@日揮ホールディングス(株)
<参考エントリ>
「『生産統制』の三つの課題」 https://mgt-technology.info/26211397/ (2017-11-23)