仕事を変革する<計画とマネジメント>の技術ノート

そしてタオルミナへ

(14) そしてタオルミナへ

風光明媚で知られるタオルミナは坂の上、山の中腹にある。シラクサからの鉄道は海沿いの麓の駅に着くので、まずタクシーか何かで300mほどの標高差をのぼらなくてはならない。駅前では暖かかったのにタオルミナの街につくと空気がひんやりと感じられる。

タオルミナの街並み・遠景

事前にガイドブックで目星をつけていた三ツ星の「ホテル・コンチネンタル」に入る。オフシーズンのホテルはすいていた。他にはアメリカ人旅行者の一群があとから加わっただけだ。

ホテルのフロントには年輩のホテルマンがいて、玄関からロビーまで目を配っている。ここの支配人だろう。息子と思われるもう一人の男性と交替で朝早くから夜遅くまでよく働いている。英語もきちんとした英語を話すし(シチリアでまともな英語が通じるなどというのは日本の田舎で英語が通じるのと同じくらいめずらしい)、客の要望にもよく気がつく。いいホテルにあたると、その土地の印象がぐっと良くなるものだ。さすがに古くからの避暑地としてイタリア内外から客を迎えてきた待ちだと感じる。

街を散歩してみる。メインストリートが一本の小さな街だが、脇道や小道が分岐してつながりあい、ちょっとした坂道の迷路である。通りの両側は古い建物が優雅なたたずまいを連ね、ヨーロッパ風のゆかしい街並みを作っている。店のショーウィンドウもきれいだ。観光で食べている街のはずなのに、妙にこびた所やすれた所がないのがとても気持ちいい。

道が所どころふくらんで広場になっている。広場からは遥か眼下に青い海が見下ろせる。何度見ても美しい、あのシチリアの海だ。

タオルミナの海を見下ろす

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